刀ミュ「葵咲本紀」見に行ったよの話(10/28追記しました)
お暑うございます、ご無沙汰しております、私です。
先日、刀ミュの新作「葵咲本紀(きしょうほんぎ)」を見に行ったので感想を書きました。うろ覚えかつネタバレありありのありなので、未見・ネタバレNG・ちょっとでも違うと許せないという方はお控えください。
鉄は熱いうちに追記!大千秋楽が終わったのでいろいろ追記してます(19/10/27)
さて、はじめに
今回の刀ミュ「葵咲本紀(以下あおさく)」は完全新作と言いつつも、先日再演もあった「三百年の子守唄(以下みほとせ)」のめちゃめちゃ補完続編+αです。
知らないでも見に行けるだろうけど、みほとせを見てから見た方が絶対楽しめるので、これを機にみほとせ未見の方はみほとせを見よう。みほとせ見たよって人ももう一回見てからの方が楽しめると思う。とにかくあおさく見る前にみほとせを見ろ(ダイマが過ぎる)。あおさくはスターウォーズで言うところのエピソード123とかそんな感じ。ちょっと違うけど。
ざっくりしたあらすじはこちら↓を参照してください。
ミュージカル『刀剣乱舞』~葵咲本紀~レポート――刀ミュの挑戦が広げる物語の行方 | エンタステージ
見初めて混乱しかかったのが、あおさく時軸ではまだみほとせの物語が終わってないんですね。
みほとせの信康さんが死んだあと、天下分け目の関ヶ原の直前のおはなし。
みほとせ続編っていうかスピンオフとか補完っていう方がしっくりくるかも。
キャラクターのこと
前半の軸は村正派、後半は籠手切江と明石国行、御手杵と鶴丸国永を添えて…って感じ。
割と平等に見せ場があった印象。安心して見られた。
みほとせのときは正直これ蜻蛉切いなくてもこの話成り立つんじゃ?と思いながら見てたので、それぞれのキャラの持ち味を引き出している今作は私は好きです。よきよき。
村正派
みほとせ再演時点でこの二人は造形がほぼ出来上がってるので割愛。この話は家康とその子どもたちの、家族の話で、村正の「ファミリー」というセリフは一度しか出ないけどそれを活かす脚本、とても好感!
あと村正派歌うますぎる。二人のデュエットはやっぱ頭一つ飛び抜けてるよなあ。ありがてえありがてえ。寿命が延びる。そこだけでもいいからまた聞きたい。配信きたら絶対買う。
(追記)千秋楽やばかった、もう全部出し切るぜ!って感じで、演技も歌もすごかった(すごかったので語彙力は死んだ)。重傷の村正とそれを庇いながら動く蜻蛉切、なんかわちゃわちゃとした村正のボディランゲージを正確に理解する蜻蛉切、自由な村正とそれをカバーしつつついていく蜻蛉切。ああー…これがファミリー…
籠手切江
今回の短刀・脇差枠。籠手切ナンデ籠手切?(まあ設定的にミュに出るしかないキャラではあるが)と思ってたけど、センパイのアレは確かに使いたくなるよなあ。秀康がこの時に家康から下げ渡された刀に「稲葉郷(江派)」が史実にあると後で調べてなるほどー!となりました。あと1部で2部が始まって私はちょっと動揺した。ペンラ何色だっけ?ってカチカチしたくなる。アイドルかわいい。キュンキュンですう!
(追記)アイドルでした。動きの軽やかさがまじジャニーズ。YOUジャニーズ事務所きちゃいなよ、って私がタッキーだったら勧誘してるレベル。楽しそうなのがまた印象的だったなあ。とくんとくん。
明石国行
明石の完成度高すぎ。ビジュアル写真の時点でめっちゃ明石だったけど動いてもめっちゃ明石国行ですやん。エセ関西弁も明石っぽいし。序盤は狂言回しなのかなーと思いながら見てたけど、どうやらそうでもない模様。いいねえ、次作以後につながる不穏な伏線、そういうのだーい好き。
(追記)っていうかですよ、傾国じゃん、なんだあの美しさ…?明石にファンサ受けて赤面したお兄さんがいたというツイート見たけどまああんなの近くで見たらそりゃな…合掌。そして京都弁がちょっとうまくなってる!言い回しとか!双子の中の人が関西らしいので教えてもらったのかもしれない?
御手杵は佇まいがとても御手杵だった。なんでもできるけど刺すことしかできない、ぬぼーっとした御手杵。イメージ通りでびっくりした。後述してますが御手杵の焼ける描写がなかなか秀逸。あと役者さんの腕足が長すぎる。スーパーロングロング足。歌合いでは兼さんと巴ちゃんとぜひ並んでほしい…ステージが完全に林化するね…(蜻蛉切と岩融は上背あるけど筋肉でどっしりしてる&衣装的に足が目立たないので除外です)
それと御手杵と蜻蛉切でやる検非違使と戦う殺陣、そうそうこれ私ずっと見たかったんだよー!槍がいっぱいコレクション2019秋。ありがとうございます。
(追記)ロングロング足。エッフェル塔あるいはコンパスです。籠手切とのレッスンシーンの開脚がえぐい長い。人間1.4人分ぐらいない?あと声の感じがより原作に似てきている。レッスンシーンと貞愛と戯れ合うシーンがどうあがいてもカワイイ。
鶴丸国永
鶴丸が限りなく原作準拠で私はかなり好きな鶴丸だった。二次創作とかの便利面白キャラじゃなくて、本丸古参・千年刀の一つ、酸いも甘いも噛みしめたキャラ造形ベリーグッドです。指差したら敵が出てくるとかそういう超常感とても良いぞー!次作以後の脚本はこの刀も軸になるんだろうなーという予感を感じさせるしっかりとした描写。演者さんが現状でも上手な部類だと思うんだけど、まだまだ伸び代を感じさせられて今後が実に楽しみ。
(追記)すげーーーー歌上手くなてる!!いや最初からうまかったんだけども、ブレスがすごく滑らかになってるし長音がすごく伸びが良い!こんな短い期間でこんなにうまくなんの伸びしろハンパねえ。歌合めちゃ楽しみになった。たづたづけんけん、擬音担当。
あと割とどうでもいいけど足が見えるのがデザイン的に村正だけなんですよね今作。短刀とか脇差の足はなんかいたたまれない(ショタ属性を持たぬもののサガ)ので目に優しい(?)。村正は別枠なんで大丈夫(大丈夫ではないが村正だからおっけー(?))。
それと歴史上の人物たち。
今回は名前のあるキャラクタは家康とその子供たちだけで、ざっくり紹介すると
家長家康(いえやす)
チキンタヌキおやじ!これがわしが望んだ太平の世じゃあ!色は多分黄色じゃなくて金!辛い時ほど笑う模様!
長男信康(のぶやす)
死んでる(仮)!掛川のごへいちゃん!緑!推定アラフォーだけど現役武士時代よりめっちゃ動けるのは気のせいではない!死んで(仮)から開花した模様!
次男秀康(ひでやす)
赤!御手杵のひと!宝塚の男役スターみたいに遡行軍とセンパイに囲まれている!シューシュー歌っているのがおどろおどろしいけど見ていてちょっぴりシュールな笑い!なお天下はニアピンだけど手に入らない模様!
次男双子弟貞愛(さだちか)
紫!神主!かわいい!あっけらかん通り越してもはや激軽すぎでは!ビジュアル写真では神主みたいなかっこしてたけど劇中は違う格好で客を困惑させた模様!差し替えて公式!
三男秀忠(ひでただ)
黄色!二代将軍だけど陰が薄い!ショタにしか見えない!信康に似ている模様!
以上だ!カラフルで目が痛い!
ただ問題があって、
初出の人間が年の近い若い男ポニテ装備×3!
仕方がないとはいえ見分けつかないヨー!名前覚えられないヨー!
名前を初見の劇場で覚えるのは諦めて、髪紐の色も合わせて次男(赤)・双子弟(紫)・三男(黄色)、と脳内では呼びながら見ていました。
衣装が変わってもカツラは1部中は変えてないようなので見分けがついて安心。
ウィキペディア見たらあおさく時点では
長男信康→40歳ぐらい
次男秀康・双子貞愛→25歳ぐらい
三男秀忠→18歳ぐらい
なのでみんな元服は済んでるっぽい。(ちなみに家康はアラ還)
秀忠が生まれた(初夏)年に信康さんは死んでる(秋)ので、そりゃあ面識はない。どっかで読んだけど秀忠が信康の息子説もあるよね。年齢差も家康・信康と信康・秀忠でほぼ一緒だし。
あと元服したら月代じゃねーの??と思ってたけど、その習慣ができたのは江戸時代の話らしい。江戸時代以前は元服後は烏帽子で肩ぐらいの長さの髪を結って隠すのがマナーだったらしい。しかしイケメンは総髪と決まっているので仕方がないね!
とはいえポニテが流れる感じ、とても色っぽかったです(特に双子)!
(追記)双子の兄役の方(ホントは弟らしい)がご病気で緊急入院、途中からつはもの・あつかしで藤原泰衡をやっていた方に変わったんだけど、あの人マジパネエ。数日でものにしてあの千秋楽、おつかれさまでした。
言われてみりゃそうだなと思ったのは、ここに史実なら秀忠いないけどまあその辺はね。有名な、遠くにいたのに関ヶ原来いって言われて慌てて行くも遅刻するやつだし。
悪役(?)サイドも。
検非違使(好き)もいっぱい出ててとても良かった…検非違使役の人の殺陣だけ別次元で、何回見てもうっとりする(好き)。倒されかけたときの検非違使の目のライトちらつくのすごく特撮っぽくてなんかワクワクした(好き)。検非違使のブロマイドください。
あとセンパイ、トートダンサーかな?(ちがう)
最初は秀康の心理描写か?と思ってたら刀剣男士予備軍だったらしい。口パクは見えたけど実際にも歌ったりしゃべったりしてるんだろうか、声が激渋な良い声。実装されるといいねえ。映画刀剣乱舞みたく、ミュオリジナル男士がいてもいいんじゃないかなーとは思う。
(追記)配信で確認したところマイクついてなかったので声がそのままってわけではないっぽい。
この二人のブロマイドあったら買う層絶対いるので(私とか)、運営にご意見を投げつけてこよう。
お気づきでしょうが、私は検非違使が好きなので今作たっぷり出てきてとても嬉しい。検非違使のブロマイドください!!!!!
(追記)検非違使のブロマイドください!!!!!!!!とりあえずアンケートには投げてきた。検非違使のブロマイド!!!!!ください!!!!!
脚本と演出のこと
割と話の先が読める脚本。
なので安心して見ていられるというか、特に意外性はないというか。とはいえテンポは良い(演者さんみんなほぼ走ってて本当に大変そうだけど)ので眠くなるような話でもなく。
なんか妙なキャラクターいないし(村正に慣れすぎてしまったので違和感がないともいう)割と平均的に楽しめる感じでした。
内容としては2面的で、
A面としては、みほとせの補完で、徳川家の家族愛の話、
B面としては、つはものに関連して、刀剣男士とは?時間遡行軍とは?歴史改変の定義とは?という「刀剣乱舞」の設定に切り込む話。
A面はあおさく終幕までにケリがついたようだけど、B面は未だ結論出ず、というところで終わっているので次回作以降に期待です。多分明石が軸で出てくるんじゃないかな?「見守らせてもらいますわ」って言ってたし。
どうでもいい話をすると、この歴史改変の話を見るたびにどうしてもドラえもんの影がちらつくんだ…ドラえもん歴史介入してるよね…検非違使こないといいね…
(追記)これは完全にオタクの妄想なんだけど。最後の方のシーンで、他の刀は直してもらってるのに明石は傷がそのままな理由。所属がこの本丸じゃないので、審神者の霊力では直せないんじゃないの説。任務の最中なのにぶん投げてどっか行こうとしてたし新参なのにやたら練度高いし。監査官的な?
みほとせネタがちょくちょく出てくるのとても楽しかった。トリカブトとか、マイクロ物吉くんとか、「似ている…」とか。
流れるBGMとか家康のセリフはその辺が結構顕著だったのでやっぱみほとせを見といた方がいいと思います。
見とくと進研ゼミやってる人の漫画みたいになる。マイクロ物吉くんと「似ている…」はアドリブらしいけど。
今回の演者じゃない三日月さんはこの公演のためだけに映像撮ったんだろうか。歌合も出ないんでしょ?ご苦労様です。
ステもそうだけど、2.5のとうらぶは三日月宗近をなんだと思っているのかちょっと不安になる。じじい役割デカすぎない…?今後も三日月出てほしいんだけど「そして伝説へ…」枠じゃないコレ…?大丈夫かな…
(追記)「物部」について考えてたけど、要は歴史から消された存在になった人=もう歴史に干渉できる立場ではないので刀剣男士に協力しても歴史が変わらない人ってことなんだとは思う。今作では歴史改変を危惧する御手杵にそういった貞愛のセリフがあるし、貞愛も史実で5年後ぐらいに死んでしまっている。審神者がいる2205年から見れば、江戸時代以前に生きてた神主の没年が5年ぐらいずれてても表記ミスか数え間違いかな〜って思う程度だろうしね。
歴史改変云々で言えば、徳川家の家臣団になり変わったみほとせのせいであっそ〜ぐらいにしか思えないんだけど(きっと彼らが成り変わったために生きた/死んだ人は少なからずいると思う)、ただでさえ「悲しい役割を背負わされた人」なのに、やっと表舞台から降りられてゆっくり生きようとしているところで今後の人生まで縛った三日月はサイコパスか何か?しかもその縛り方が当人の善意から来るような人選というのがまたキッツイ……
そして、なんというか、今回は家族愛の話というのもあって、言ってしまえばブロマンス、今風に言うとクソデカ感情って感じでしたね…腐女子大歓喜ヤツ〜。
個人的には刀ミュに関して全然腐女子的食指が動かないので、純粋に楽しんでるだけなんですけど、いやあ、好きな人は好きだろうなっていう演出が多かったですね。
見つめ合ってから我に返って目をそらす(御手杵と貞愛)とか、他意なく抱き寄せる(村正派、2部冒頭)とか、ブラコンって言っていいほどの兄弟愛(信康と秀康)とか、ね。まあ深くは言及しないのですが、全編通してそんな感じだ!
……私は推しを見に行ったつもりがブロマンス・クソデカ感情を見せつけられていた……?
刀ミュはあえて恋愛感情を排除した作り(原作にそう言う描写ないし、とうらぶってBLだろうとNLだろうと過激派多そうだもんな)だと思っているので、主従の絆とか、仲間との友情とか、家族愛に寄るんだろうな、と。正直そのせいで死んでしまった兄を思って闇堕ちした秀康の描写が、見てる側は生きてるの知ってるので若干薄っぺらく感じてしまったのは否めない……
葵の花びら(通称・天下)がひらひらと舞い降りてくるの、とても丁寧で良いなあと思いました。色味的にも樹高的にも多分ムクゲだと思うけど(でもムクゲがメジャーになるのは江戸時代以降なんだよな)、信康さんはアオイにもいろいろあるって言ってたから、もしかしたらドリアンかハイビスカスかオクラかもしれない。真相は闇の中。ドリアンじゃないことを祈る。
(追記)やっぱ多分ムクゲっぽい。ひらひらと舞い降りる花弁を掬う家康、それを受け取って返す信康、落ちてくる花びらを取れない秀康、落ちている花びらを拾う秀忠と、やっぱアレ天下なんだね。
どうでもいいけど最後の天下が28枚(多分)落ちてきたのになんか意味があったらやべえなって思ったけど特に何も考えてないです。既登場キャラとか?(そっちは数えてない)13枚だったら徳川将軍の人数だし面白いのになって思ったけど特に意味はないのかも。
それと冒頭の映像の花、いまいちアオイ系には見えなかったんだけどあの花は何なんや。
(追記)もしかしたらトリカブトっぽいです?信康さんの背中の紋がトリカブトらしいです。
トリカブトの漢方薬名は附子(ぶしとも読む)、落人になったけどまた刀を取った信康さん、生きているだけで誰にとっても劇薬な存在。なるほどトリカブトだなと。
燃えた御手杵の演出が一番印象に残った。本筋とは違うんだけども。
おっきい真っ赤な布シュバーン!ひらひらー!めらめらー!からの一気に回収ー!
(語彙は死にました)
お金かかってるなあ、我々のチケ代が正しく還元されているなあとちょっと感動だった。
お金かかってるなあのアレだと1部のKOTEGIRI GOU GO!もそうですね。まさか1部で電飾が出てくるとは…
しかし、なんといっても!今回の刀ミュは!ミュージカルです!!!ミュージカルの民大歓喜!!!
ここが一番の変化かもしれない。じゃあ今まではなんだったんだって言われると、歌の扱いが劇中歌、BGM、みたいなのだったんだけども、今作はだいぶ既存のミュージカルに寄せてきてる、セリフが歌のやつ。ミュージカルが苦手な人が苦手な理由の例に出すアレを思いっきりやってきたなーっていう印象。
鶴丸の作戦会議の曲がみんなで踊りながらコミカルで可愛らしいし、村正派の家族デュエットはコーラスと歌詞がめちゃくちゃ良い(村正派がミュージカル慣れしている二人だからかなり聞き取りやすいのもあるけど)。
あと出陣曲な!ちょっとびっくりした、ハーモニーがある!今までありましたっけそんなこと!?(あったかもしれない)
言っちゃあなんだけど個人的には、ミュージカルである以上、ビジュアルで揃えるより演技と歌がうまい方がいいと思う。2.5の難しいところでもあるんだろうけども。今作は歌唱力のアベレージが高めなので聴けるメンツだったっていうのも大きいのかもしれない。
この辺は今後どうなるかちょっと楽しみ。
刀ミュは、今までの「2.5次元舞台」枠の一つ上の目指しているのかもしれない。
あと回り舞台ですよ!おー今どき!金かかってる!良き良き!私は好き!回転の真ん中で正面を向いてる村正がちょこちょこポジション直してるのちょっと可愛かった。演出的には最初の徳川家勢揃いな、信康さんが自害するシーンあたりが一番綺麗だったなあ。心理描写的にぐるぐる回ってるの好きなのよ。後半ももっとガンガン回してほしい気持ちもあったかな。2部は村正ん時と鶴丸ん時と徳川家ん時ぐらいだったし。
(追記)曲について
私は歌詞の認識能力がそこまで高くないので、メロディ追うことの方が多いのだけど…
一部の曲で刺さったやつを書いておこうと思う。とりあえず名前つけてるけど仮称な!
「風ぐるま」(村正ソロ):やってくれたな、やってくれたな刀ミュうう!!導入一発目でこれ歌われて死にました。わかってる人にはすぐにみほとせ関連の作品なんだなってすぐわかる仕組み。心折設計。
「無垢な舞」(鶴丸ソロ):舞っぽい動きとブレス、長音の伸び、総合的な表現力が目に見えて良くなってて、伸び代マジハンパねえ。私が審神者でもこれやってもらったらお礼言う。芯のある声でとてもいろいろ楽しみ。
「ドリームライブ(仮称)」(籠手切ソロ):電飾。とくんとくん。二部ですら固有の電飾は出ませんが、一部で電飾が出ます。七色に光るやつ。ど、どういうことだってばよ?!1回目に聞く時はただの夢見るアイドルソングだったのが、先輩と対峙するときにリプライズされて夢を夢のまま肯定する歌になるの、とてもいいなあと思います。
「(出陣曲)」:ウヒョ〜!ハーモニー!僕この和音だあーいすき!!男声は倍音が出やすいのでコーラスだけでご褒美じゃん…?
「誰がために」(村正派):なんだ?ご褒美か?(2回目)歌詞の聞き取りがそこまで強くないので二人で喋られると良くわかんなくなる、最後蜻蛉切は「家族」って歌ってるけど村正違うこと言ってない?わかった人教えて〜。家族のテーマだからか徳川家のシーンではアレンジBGMがよく使われてるっぽい。このアレンジ→風ぐるまのワンフレーズ→瑠璃色の空のワンフレーズで繋げる終盤のフレーズがとてもニクい。なんかもう一曲被せてるっぽいんだけどなんなのかちょっと自信ない。ただ繋げてるだけにしては音が多いんだよな。
「作戦会議」(鶴丸メイン):曲全体がコミカルで可愛らしい。最後の雑なまとめ方が好きすぎる。「俺の一声で」って鶴丸お気に入りの言い回しなんだろうなって思う。この曲全般かわいい。
「不甲斐ない」(明石メイン):こっちもかわいい。秘密があってもは8個まで明石が許してくれます。あと失敗しても後で挽回すればいいって言ってるけど、なんだフラグか?
「たとえ消されても」(御手杵・貞愛):カッ〜〜!貞愛は全編通して等身大って感じでとても可愛らしく生き生きと演じられていて、この曲も良い。あとサビのメロディ、めちゃくちゃみほとせの「希望の源(なり変わって歴史を作る歌)」を意識して作ってあるっぽくて、歴史から消されても自分は自分だと歌うこの曲とめちゃ対比的じゃん…suki
「讐」(結城秀康):何回か歌うシーンがあるけど襲、執、醜、讐、そして愁。いろいろ聞こえてきて面白いです。刀ミュ曲は日本語で遊ぶみたいなとこあるよね。
はー、早く一部曲込みのアルバムCD出ないかしら。来年のGW前ぐらいに次の公演の先行付きで出るんだろうな…村正派双騎とかどうですかね?!?!(多分ない)
2部のこと
2部は楽しければいいんじゃないかなって思ってて、実際楽しかったです。
開演前アナウンス:審神者の指示が具体的すぎてワロタ
最初の曲:着てる方がエロいアレ。今回の第一形態かなり暑そう。ヒエーー!セクシィー!
蜻蛉切ソロ:うま!!!さすがです!!!ゴリラ力士!!!(?)
明石・籠手切・御手杵の曲:明石と御手杵めっちゃ踊るやん!?(当たり前)燃えろって、御手杵かわいそうやろ!
全員の曲:推し定点観測しかできないやつ。村正派デュエットパートありがとうございます
MC:明石にやる気を出して欲しいMC。かわいいねえ(孫を見守るアレ)ちょいちょいいじるみほとせ組の先輩感よき〜
鶴丸ソロ:上手だねえ(孫を見守るアレ)
村正ソロ:ヒエーーッかっこEーーーッしびあこーーッ
客降りの曲:客席で片袖を脱ぎつつ大暴れするテロリストども、そこかしこで聞こえる悲鳴。そしてサビに入ると蜻蛉切が荒ぶっていた(マイクレベルの調整不具合?なのか仕様なのか蜻蛉切しか聞こえないサビの1パート)
太鼓曲:双子のシンメ感すっき。大太鼓はやっぱ家康様なのね〜
闘魂歌:おなじみ荒ぶる金座布団。
徳川家の曲:おおう!?歌うの!?
刀剣乱舞:やっぱコレだねー
どこで出てたか忘れたけど赤い黒子が気になったは気になった…赤い時点でクロコではなくない!?でも黒子よね!?君らなんなん!?
おしまい
っっって感じでした。
もう一回凱旋で見る+千秋楽はライビュ観戦予定なので、後日また改めて感想を書くかもしれない(書かないかもしれない)。
↓(追記)
書きました。ミュージカル刀剣乱舞ありがとうございました。
それでは気が向いたら、またいつか。