重箱の隅

まあ色々と?

刀剣乱舞祭2017を観に行った話。

12/20、年の瀬なさいたまスーパーアリーナ(以下SSA)にミュージカル刀剣乱舞(以下刀ミュ) 刀剣乱舞祭2017(以下らぶフェス)を観に行ったよの感想。

別の日に行く予定だったのですが仕事と重なり、運良く友人が譲ってくれたチケットで参戦してきました。

ありがとう友人氏。

 

私、刀剣乱舞の蜻蛉切さんが好きなんですよ。

推し氏にドボンしたのは出演の2.5D舞台のせいなんで。

刀剣乱舞に出てくる武人の槍なんですけど、最初はビジュアルが好みだなから入って、なにこのかっこいい槍…SUKI…になるまで幾ばくもなく、

私は一回標的が定まるとほぼぶれない・揺らがない性質なのでずっと好きなまま今まで至ってるんですけど。

(※好きの量は増減する)

 

 

んで、ついに見に行ったんだよ、すっごいやつ。

キラキラ光っててね…

らぶフェスのことだよ!!!!

 

 

カーーッ!

 

今から配信が楽しみです。

 

らぶフェス、初参戦だったのですけど、意外とミュージカルだった。

フェスっていうぐらいだから、徹頭徹尾歌って踊るのかな?と思ってたら演技してる部分も多くあって(つはものの宣伝も兼ねてる気がする)、いろんな意味で楽しめた。

今回のレポはかなり審神者寄りのレポなんで、若俳的なポイントでは殆ど見てませんので悪しからず。

 

 

とりあえず覚書をば。書きたいところを殴り書きます。

記憶を頼りに書いてるのでちょいちょい間違いあると思うけど許せ。

 

 

竹千代コンビがとにかくかわいい

 

「竹千代!」

「なんじゃ竹千代!」

 

すっごくかわいかった竹千代コンビ。

刀ミュ三作目の「三百年の子守唄(以下みほとせ)」ではWキャストで子役があって、その二人で上演前の諸注意(「真剣法度」だってかわいい)をやってくれたんだけど、かわいいの一言でした。

 

朱「音やでんぱ、の出るでんしきき、はでんげん、を切っておくのじゃ!」

幸「でんしきき、とは?」

朱「すまほじゃ!」 

 

竹千代(徳川家康と信康の幼少期役)が知らない単語は平仮名で発音してたね。あーかわいー。

私にも小さい子を可愛いと思う気持ちがあったのか。新鮮な気持ちだ。

 

 

青江推し大勝利

今回のらぶフェスのテーマは百物語だそうで、にっかり青江推し審神者さん大勝利じゃないですかー!よかったね!

 

「ひぃとつ、ふたぁつ、みっつ…」

 

最初の曲はみんなで歌うものの、短調でおどろおどろしい。

ろうそくを持った刀剣男士に暗い夜道を案内されてるイメージ。私のイメージするにっかりさんってこんな感じ。

それをみんなでやってるのが導入曲。

 振りが同じなんだけどそれぞれちょっとずつ違う感じで(推し周辺しか双眼鏡では観測できてないんだけど)、面白かったですね。

16振りもあるからね…目が足りないなあ…(音割れェ…)

 

小狐丸の「小鍛冶」

百物語に乗せて、それぞれの刀剣の逸話が語られるんだけど、小狐丸の小鍛冶(「あどうつ聲」という曲らしい)すごくよかった。

いきなりのソロナンバーですよ奥さん。

刀ミュ最新作の「つはものどもがゆめのあと(以下つはもの)」での曲らしいですね(未見)。

 

「打つのは、博打ィーー!」

 

ハリのある発声。

おー、すごい。歌舞伎っぽい。これぞ舞台って感じの曲、かっこいい(語彙力は死んだ)。

 

導入の曲は全体の説明であって、この曲が今回のらぶフェスに観客を引き込めるかの分かれ目だったと思うし、大変なプレッシャーだったと思う。

らぶフェスはつはものの公演の間にぶっこまれてるそうなので(後期は1月〜)、脂の乗った小狐丸をさあさ御覧じろ、って言われてるナンバーでしたね。

 

(後ほどツイッターで回ってきたんだけど、私の観た回、このパートで他の回では聞いたことのない音声が聞こえた人が複数いたらしくて(ああ…という感嘆のような声)、ちょっとゾワっとした。怖い話してると寄ってくるっていうけど寄ってきたものが満足してくれたなら役者冥利につきるだろうなあ)

 

 人間キャストたちによる「刀剣乱舞」「歓喜の華」

 もしかしたら、今回のらぶフェスで一番グッときたのはここかも(推しは別枠です)。

刀ミュでは、けっこう人間キャストが出てくるんですね。

一作目「阿津賀志山異聞(以下あつかし)」四作目「つはもの」では源氏の方々、二作目「幕末天狼傳(以下てんろー)」では新撰組、三作目「みほとせ」では家康とその周辺。

(漢字難しい)

 

これらのキャストさんが一堂に会すのはやっぱりらぶフェスならでは。

人間キャストたちが歌う「刀剣乱舞」が激アツすぎて火傷必至。

サビの意味合いが刀剣男士が歌っているのと意味合いが変わって聞こえてくる。

 

「誇り胸に抱きて この身燃え尽きるとも」

 

ダンスのフォーメーション、徳川勢(=江戸幕府の開闢)と、新撰組(=江戸幕府の終幕)が対になるように配置されてる部分が散見されて激アツでした。

 

もちろん太鼓も。

弁慶さん大太鼓だったのでついずっと観てしまった。カッコイイ…

 

 

 

 神剣組の救済

みほとせに出てくるにっかり青江と石切丸。この二人をここでは神剣組と呼ばせていただく。

ゲーム公式でもみほとせでも、神剣になれないにっかりさんと神剣の石切さんのそのことに関する会話がある。

ゲームの方はにっかりさんをかなり切って捨ててる印象を抱くんだけど、刀ミュではそんなにっかりさんを救済すべく描いている印象があるね。

 

らぶフェスでは百物語の一つとしてにっかり青江の逸話をにっかりさんが話すのだけど、いざ青江が幼子を切るぞとなったときに

 

「にっかりさん、百物語は九十九話で止めていいそうだよ」

 

と止める石切丸。なんだよスパダリかよ石切さん…!惚れてまうわ…!

 

内番衣装ありがとうございます!!

らぶフェスでのお楽しみの一つ。

刀ミュ本編の一部衣装=ゲーム戦闘のやつ、二部衣装=アイドルのやつ(変形あり)に加えて、内番衣装が出るんですねー!やったー!

SSAとか武道館でジャージ着て踊るの、よく考えるとなかなかすごい衣装だな。

我が推したる蜻蛉切さんはストイックな黒袴なんですけど、動くと白いタスキがヒラっと舞ってご褒美でした物理演算gj。

あと階段で袴の裾持って上がるのすごくキュンときた。なんだよ可愛いさんかよ…

 

蜻蛉切の精度

さて、私は蜻蛉切をひたすら推すマンなので語らせていただこう。
蜻蛉切、みほとせのときとちょっと違ったよねえ?
まず声の高さ。演じているspiさんは比較的声の高い役者さんだけど、結構意識して響く低音を出しているみたいだった。
刀ミュでの蜻蛉切の主な役割は千子村正のストッパーで、みほとせナンバー「脱いで魅せまショウ」ではクネクネする村正に

「脱ぐな!」
「村正は悪いやつではないのです」

とか言う。
もちろんみほとせの時も蜻蛉切だなぁと感動していたわけだけど、「蜻蛉切」というキャラへの解釈が上がっているように感じた。
個人的な解釈だけど、本田忠勝と重ね合わされるみほとせでは純粋な蜻蛉切の部分はあまり多くなくて、らぶフェスではそれから解き放たれていたせいもあるのかもしれない。
(ファンの間では蜻蛉切会と呼んでいる声優の櫻井氏、キャラデザの源氏、そしてspiさんによる飲み会が以前ツイッターにあげられていて、おそらくそこから学んだ部分があったのだろうなとも思う)

あと蜻蛉切関係ないけどspiさんほんっと歌うますぎない?
SSAに高らかと響き渡る美声。たまんねーですな…!
キーとテンポがCD音源よりみほとせ時に近いなあと思ったのだけど、こっちの方が歌いやすいんだろうね。
素晴らしかったです。

 

 

ふう…

覚えてる限りの書きたいところ書きなぐって一息ついたので、細かいところはまた配信見ながら今度書こうと思います。