重箱の隅

まあ色々と?

好きなところを羅列する楽しい作業(歌編)

ちょっと推しのことを語ろうと思う。

 

 前の記事ではなんだか否定的な文章になってしまったけど、私は彼のことが、というか一番は歌声が、ほんとーーーに好きなのである。とうとい。

 

ちょっと我ながら偏執的で気持ちの悪い文章を書くと思うがまあ好きなものを語るオタクなどそんなものでしょ?うん。

さあ語るよ好きなとこー!聞いてー!

 

声が好き

声が好みドンピシャ。

説明のために整数次倍音/非整数次倍音の話の話をしようと思う。タモリさんが話ししてたやつなので知っている人は知っているかも。

簡単に言うと、

耳に入りやすい(キャッチしやすい)が何を言っているか理解しづらいキンキン声(波形が一定)

→整数次倍音(ex.タモリ倖田來未)

ボソボソガサガサとしていて聞き取りづらいがなぜか言うことがキツくても許されることが多いハスキーボイス(波形が不定)

→非整数次倍音(ex.北野武宇多田ヒカル)

と、実は声は二種類に分けられまして、私の推しは、歌声は非整数次倍音、喋り声は整数次倍音なのですよ。

耳触りのよい歌声。聞き取りやすい話し声。ありがとうございます。

 

歌うときは少し聞き取りづらい分、すごく丁寧に発音しているようで、そこがたまらないんだけどそれは次項で。

 

発音が好き

押しの発音の、kとtとhが好き。

母音はàが好き。

細かすぎるかもしれないんですけどね、好きなんだなー!

カ行とタ行とハ行。

すごく丁寧に発音してらっしゃる。

それがなんだと思うかも知れないんだけど、

カ行→子音を立て(聞き取りやすいように発生することを立てるといいます)すぎるとgに近い発音になってしまい、汚くなりがち(そのために鼻濁音というのがあるぐらいガ行は汚くなるので忌避されてる)なので綺麗な発音が求められる。そして推しのkは綺麗。

タ行→破裂音。パ行の仲間、口を閉じないとtは発音できないのだけど、強く発音しないと聞き取りづらいけどまあやってみればわかるけど破裂音は強烈なのでやりすぎるとこれまた美しくない。ので一生懸命発音してるなとほっこりする。

ハ行→聞き取りづらい発音で一二を争うハ行。hの発音は吐息なので準備が大変。0.25拍ぐらい前から発音しないと聞こえない気がするんだけど、実際はもっと短くないとダメ。世知辛い。フランス語でhを発音しないのはこれが理由では?勝手に予想しているぐらい私は発音的に嫌い。それが綺麗だししかも吐息だから色っぽい本当にご褒美ありがとう。

とまあ語ろうと思えばかなり語れるぐらいに面倒&難しい&綺麗に発音できるとすごく美しいのですよ。kとtとh。演技の時も気をつけて発音してると思う。

 

逆に、おしゃべり(非演技)の時にこれらの子音を適当に(というか甘く)発音しているのがたまらない。カァーーーッ好きだーー

 

発声が好き

私の推しは小さい頃から舞台に立ってる(ほんとなんで2.5Dに出てるのか正直よくわからん)ので発声がホントにしっかりしてる。

正しい力の入れ方と抜き方がわかってる感じ。

若手俳優あるあるだなと思うのは、公演の最後の方で声枯れちゃうやつ。一生懸命なのはわかるけどもったいない、心からもったいない。

その点推しは発声がしっかりしてるので芯のある声になって、ヒャーー好き。ため息が出ちゃう。はァァ。

 

音程の正確さ

推しは自ら言ってるだけあって耳が良くて、音がすごく正確で(多少のピッチズレやテンポ揺れはあるけど)、聞いてて楽しい。

それが、生歌でもほぼブレない。これたまらんのですよ。

それで食ってるんだから当たり前じゃん、と思われるかもしれないが、結構良くある話なんだよ、ライブで音程狂うの。プロでも人間だから音程は狂うもの。

そこをビシッと決めてくるの最高です好きです。

ミュージカルだと感情の揺れ(と動きで揺れる)のための上下もあるんだけど、まあそれはむしろ美味しいやつ。

私の推しは高音がすごく美しいので、ハモリの上パートたまに歌ってるんですけど、惚れ惚れ。ハーーこれを聞きたかったのよ、と思いながら聞いてる。最&高。

 

吐息&エッジボイスたまらん

吐息大好物なんですよー。逆に聞きたい、吐息混じりの色っぽい好きな人の声嫌いな奴おんの?なあ!!みんな好きやろ!!私も好き!!上記の堅い話だと非整数次倍音ってやつです。いいんだ、ようはすごく良きですねいう話だから。

あとあまり一般的でない名称ですがエッジボイス。呪怨のア゙ア゙ア゙ア゙です、超簡単にいうと。ミックスボイス(地声と裏声の中間)で少し低い声出すとなりやすい。

歌う時にあれまぜこまれると色っぽすぎて「ん゛ッッッッ」ってなる。

 

 

歌い方が好き

なんでもええんちゃうか自分。もしかしたらそうかもしれない。

いやいやいやでもね、歌い方って色々あるじゃないですか。推しの場合、そこまで動かないときは重心の位置がちょうど真ん中で美しいのです。

美しいものは見るだけでも楽しい。そして美しいので聞いて楽しい、で二粒美味しい。ありがとう推し

あとマイクに噛みつかない。噛みつく歌い方はよう好かん。

 

あと歌い方、というか抑揚。抑揚とだけいうとただ音量の上下だけを指すことも可能ですけど、 調子の上げ下げがとても良い。

かなりロジカルに物事を考える人のようなので音程→発声・発音→抑揚、と分けて考えて組み立ててから歌うようだなと観察しています。そういうの好き。

 

 

 

 

…と、まあ、歌う様子(推しはそのほかに顔面もスタイルも動きもかっこいいのに)だけで2000字を軽く超えてしまったので、そのほかの顔面やスタイルや筋肉や動きについては後日。

 

(好きなものを好きだと言っている時間はやはりすごく楽しい)